鍛冶工の歴史
こんにちは、播州MKです。
大阪市を拠点に関西の各地での鉄骨鳶鍛冶工事一式を行っております。
前回は播州MKの主戦場のビルや高層マンションだけでない、様々な場で活躍する鍛冶工の種類について説明しました。
今回は、そんな「鍛冶」の歴史について語りたいと思います。
鍛冶?鍛治?
「鍛冶工」の文字をよく見ていると「冶」この部分がサンズイではなくニスイですね。これにも歴史があります。
鍛冶も鍛治も歴史をさかのぼると、そもそも漢語にはない語で、古代の日本では「かじ」を「鍛冶」と書きました。鍛工の鍛と冶金の冶をあわせて鍛冶(かじ)としたようです。大田南畝によると鍛冶を鍛治と書くのは和名抄の頃からみられる訛(なま)りだとされます。非常に古くからある異字であるため治の(おさめる・ととのえる)字義から叩いて直すことを「鍛治」と区別しているような例も見られます。一般には金属の鋳造など普通名詞をふくめて「かじ」は鍛冶と書き、鍛治は人名や地名など特別な固有名詞の扱いとなります。
いつからあるの?
日本では大化の改新前後の時代に、鍛冶部(かぬちべ)と呼ばれる鍛冶に従事していた人たちがいました。また、忍海漢人のような渡来人系の人々も存在して古代末期から職人内での分化が進んで、鉄・銅・銀など種類別に分かれ、そのうち単に「鍛冶」と言えば、鉄加工の鍛冶を指すようになりました。
中世に入ると、鉄の供給が増え、多くの人が鉄器を利用できるようになり鉄器工業の技術も大きく発展しました。 鍛冶屋は専門性によって細分化され、刀鍛冶・農具鍛冶(野鍛冶)・鉄砲鍛冶・庖丁鍛冶など作る品目によって分化されるようになりました。
明治期に入り、近代的な製鉄技術の導入によって大部分は廃業を余儀なくされて、賃労働に加えられたり、全くの他業種に転じたりする人もいました。しかし、中にはその知識と技術を生かして、金属加工業に転じて機械部品や生活用具の生産にあたる町工場を開いた人もおり、日本の近代工業を支える裏方となった人も多くいました。現在では伝統的な技法を継承する鍛冶は非常に少なくなっています。
このように、鍛冶は約1500年前からある歴史的のある仕事で、今でも建築の柱となる部分で必要不可欠な技術です。
大阪を拠点にする播州MKでも鉄筋・鉄骨を使ったビルや高層マンションの基礎となる部分をこの技術を使い作っています。
また、鍛冶工だけでなく、こちらも歴史のある鉄骨の鳶も一式に行っています。
鍛冶の溶接の技術、そしてそれと同時に鉄骨鳶の知識、技術を習得したいかたは是非ご相談ください。
大阪市の建設会社では鉄骨鳶の職人を募集しておりますのでぜひ応募をご検討ください
概要
会社名 | 播州村上MK |
---|---|
住所 | 大阪府大阪市旭区中宮1-12-12-502 |
電話番号 | 080-1523-8454 |
営業時間 | 8:00~17:00 |
定休日 | 土曜日 日曜日 |
最寄り | 大阪を中心にその他近郊 |
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